鵜丸(うのまる・うまる)伝説


鵜丸御朱印


鵜丸特別朱印 金墨入り(終了)
 期間限定 平成31年1月31日まで
源氏ゆかりの太刀 霊剣「鵜丸」
           (うのまる・うまる)
平安時代、白河上皇が神泉苑に行幸され宴遊の後、鵜飼(うかい)をご覧になられた。特に優れているという鵜が、二、三尺の物を咥えあげては落とし、ついに咥えて上がったのを見ると長覆輪の太刀である。上皇は不思議に思われ、「これは霊剣である。天下の至宝に違いない」として、「鵜丸」と名付け秘蔵された。
 上皇から鳥羽天皇、崇徳天皇へと伝わり、保元の乱(1156年)に馳せ参じた源為義へと下賜された。 為義は保元の乱で敗れ、鵜丸は朝廷に戻った。 平家都落ち(1183年)の際、平清経により 「鵜丸」と「吠丸(膝丸)」の二太刀を奪われるが、1185年、源範頼が九州で「鵜丸」を取り戻し、朝廷に献上した。 現在は所在不明である。(『保元物語』『吾妻鏡』より)