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静御前の舞

5月3日 18時30分より 
神泉苑法成橋にて


『静御前と神泉苑』(義経記より)

平安時代の末、大日照りとなり賀茂川や桂川の水も絶え、日本中の人々が苦しんだ。
慣例によって神泉苑に各寺院の高僧が100名集められ、経を読み雨を祈ったが効験がなかった。
そこで、見目麗しい百人の白拍子を神泉苑に集め、後白河法皇の行幸を仰ぎ、九十九人が舞いを舞ったが 効験はなかった。






「あと一人舞ったくらいで龍神様が雨を降らせるだろうか」という意見もあったが、
法王は静御前に舞わせてみた。
静御前が舞いを舞ったところ、にわかに黒雲が出てきて、三日間大雨が降り続いて
国土は安穏になった。
法王は感激されて、静御前に「日本一」の称号を与えた。

○義経、静を見そめる
静は源義経(幼名:牛若丸)に水干に立烏帽子という舞姿を見そめられ、
側室となる。







画 達富弘之氏(一部を掲出)