○重陽節・観月会の御朱印 令和2年9月1日〜11月2日(終了しました)
重陽節会は、陰陽道で奇数の陽である九が重なる九月九日に行われる節会行事で、 平安京では、平城天皇や嵯峨天皇、淳和天皇が神泉苑に行幸され、 文人に漢詩を作らせました。「菊花豊楽聞食」の日として、 災厄を避けるため菊花の酒を飲む宴でもあります。
漢詩「重陽節菊花賦」嵯峨天皇御製
与謝蕪村が詠んだ俳句の御朱印。
真言密教において、自らの心は満月のように、 澄んでいて円満であると観じます。 その堅固な菩提心(さとりを求める心)は、 泥にも染まらず清浄な花を咲かせる蓮の台におられる、 ほとけ様と同じものです。